テキストを書いているときに便利です。こんにちは、ティッケーです。
例えば論文を書いていると、「、。」句読点を「,.」カンマ・ピリオドで書かなければならない場面があります。知らずに「、。」を使っていると、最後に全部これを修正しなければなりません。大量の句読点を一つひとつ目視で・手作業で修正するなんて、誰だってやりたくありませんよね?
今回は、この句読点をちょっとしたことで全部、一括で修正できる『検索と置換』についての話です。
文章作成ソフト機能として付いている『検索と置換』
「特定の文字列を『検索』してきて、その文字列を別のものに『置換』する」機能です。今回の場合ですと、「、」や「。」を検索して、「,」や「.」に置き換えます。
例えばこの文章。
現在では1日に100~200曲ほども新曲が投稿されるボーカロイド音楽の世界、玉石混交で非常に味わい深い音楽のフィールドです。
ボカロ曲を聴くのにkiite cafeに入り浸ってます
しかし、それだけに日々「聴かれることのない」「知られることなく埋没してしまった」音楽も膨大な数になってしまっています。
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今回は上記の文章を修正してみます。
『検索と置換』の使い方
大体どの文章作成ソフトにもメニューにあります。
- Wordの場合、メニューバーの『ホーム』→『置換』っていう項目がありますので、それを選びます。
- 『検索する文字列』と『置換後の文字列』という項目があるので、前者には今回は句読点「、」を、後者には「,」を入力します。
- これで『すべて置換』を実行すると、文章中の「、」がすべて「,」に変換されます。
- 変換された数が表示されます。これですべての句読点が論文の書式に変更されます!
『検索と置換』の設定に注意。
この様に、知っていると文章で言い換えないといけない文字を一括で変更できる、便利な置換です。しかし、設定をミスしてしまうと「変更したくなかった」文字列まで置き換えられてしまうので、そこだけご注意ください。
むすび
「検索と置換』という機能は句読点を修正するだけではなく、記事を書いていて言い換えが必要になった文字を、一括で修正するなどに使えます。というかそっちの場面のほうが多いでしょう。覚えておくと便利ですよ。