フリクションボールペンを愛用しています。ティッケーです。
消せるボールペンは、公的な書類やビジネスシーンで署名をする場合など、使ってはいけないシーンもありますが、消すことができるボールペンということで、鉛筆や普通のボールペンにはないアドバンテージがあります。
普段は消えない筆跡
書き込んだ文字は、ボールペンなのでよほど酷い扱い方をしなければ消えません。後述する方法や、あまりにも温度が極端に酷い環境下(夏場の車内に放置する、零下の気温の場所に放置する等)では、書いた文字が消えたり、消した文字が出てくるといった不具合もありますが、日本において普通に生活する分にはおよそ問題ありません。
こすると消える筆跡
消せるボールペンと謳っているので、当然筆跡を消すことができます。上記では「普通にしていれば消えない」と言ったばかりですが、このタイプのペンは『消去用ラバー』要するに消しゴムみたいなものが軸に付いているのですが、これでこすることによって文字を消すことが可能です。原理としては、こすることで摩擦熱を加えて、その温度によってインクが変質する、とのこと。だから上記で「温度が極端に酷い環境下」では不具合があると書いてあります。
おすすめの消せるボールペン
- 『フリクションポイントノック04』
- 『フリクション4ウッド』
- 『フリクションスリムビズ』
ぼくは、このあたりをおすすめしています。順に解説していきます。
フリクションポイントノック04
ペン先に「シナジーチップ」というものを採用していて、今あるフリクションペンの中では最も書き味が滑らかなペンです。ペン先は0.4mmと、スリムタイプ(こちらは0.38mm)よりわずかに太い筆跡になります。
色を使い分ける必要がないと割り切っている方におすすめです。
フリクション4ウッド
高級タイプのフリクションペンです。持ち手の軸が木製になっています。また、多機能ペン型で4色のペンを仕込むことができます。軸が太く、握りやすいのも特徴です。その代わり少しシルエットが太ましいです……
文字を結構ガリガリとたくさん書く、もしくはマインドマップや図表を書くことが多い方におすすめです。
フリクションスリムビズ
小さめの手帳、例えばポケットサイズのモレスキンなどにおすすめのペンです。文字通りスリムなシルエットで、金属軸です。細さ故に、長時間の筆記には多少疲れますが、メモ書き程度であれば問題ありません。
とにかく思いついたことを素早くメモしたい、という方におすすめです。
共通するおすすめポイント
上記で紹介したペンは、すべて「消去用ラバーがむき出しで軸の後ろに付いている」のが地味に効いています。これが『フリクションビズ』シリーズですと、あろうことか消去用ラバーにキャップが付いてしまっているんですよね。こうなってしまうと、書いた文字を消そうと思った時にキャップを外さないといけないという、ワンアクション増えてしまいます。『フリクション2ビズ』は特に、ねじってキャップを外すタイプなので、この手間が厄介です。
その点を上記の3種類はクリアしているので、とても扱いやすくなっています。ノートとの親和性は最高ですよ。ちなみにノートも個人的なおすすめをこちらに書いてあります。
むすび
おすすめに挙げた3種類は、それぞれ扱う人の用途や性格によってチョイスすると良いでしょう。全部揃えてしまってもいいですけれど。ぼくは全部持っていて、なおかつ使い分けをしています。
最近のお気に入りは「シナジーチップ」での書き味が気持ちいい『フリクションポイントノック04』ですね。
文字が消せることで、ノートを完璧に仕上げたい、ミスした文字が許せないタイプの人にはとてもありがたいものです。
ティッケー